防水工事は大別すると建物の屋上やベランダなど広い床面を防水する“メンブレン防水”、
目地部から建物内への雨水や空気の侵入を防ぐ“シーリング防水”との二つに分けられます。
メンブレン防水は面防水と呼ばれ、シーリング防水は線防水と呼ばれています。
私共、株式会社プロオフはシーリング防水工事を柱とした施工を行なっています。
先にも記したようにシーリング工事とは、特に外壁からの雨水等の侵入を防ぐのが大きな目的です。
外壁に使われる部材は多種多様に渡ります。
その部材によって、使われるシーリング材も多種類あり、適材適所の施工が必要となります。
理由としては、耐久性はもちろんのこと、伸縮の激しい部材や塗装される目地タイル貼の外壁、
ガラス廻り等部材によって使用されるべきシーリング材の選択が建物の寿命に大きく起因してしまうからです。
次にシーリング工事の施工について記したいと思います。
単に目地部にシーリング材を詰め込むだけの仕事と思われがちですが、実は非常に技術のいる仕事です。
地震大国の日本ではますます複雑化する建築設計においてシーリング工事の担う役割と重要性には高い期待が
求められています。特に、美観を損なわないように、綺麗な仕事、すなわち意匠性も重要な施工レベルとして
求められているのです。
そのレベル分けをするのに、技術者や技能者の試験や資格もあります。
一級技能者は、試験を受け合格すると国家認定の資格を受けられます。
また二級技能者は、都道府県認定の資格となります。
その他、建築物の構造やシーリング材の適材適所、積算などの資格で
シーリング管理士や防水技術施工管理者というような資格もあります。
株式会社プロオフはグループ会社の株式会社春樹と共に、
漏水事故のない快適な居住空間を提供することが建築工事の
最大のオブジェクトと考え、メーカー等の協力の下、確かな知識と技術を
身につけてきました。
“量から質”の時代へ移行されている現在に
私たちはプロフェッショナルの本当の意味を考え続けています。
屋上の改修等で大きな需要がある工事です。
液状の材料を使用する為、複雑な形状に対応しやすく
美観に優れているといえます。
防水シートを下地に貼り付ける防水工事です。
下地の平滑さが必要とされますが、伸縮性のあるシートを使用する為、
建物の収縮に追従するできるといわれています。
積層構造になっているため、水密性・耐久性に優れています。
アスファルトルーフィングの種類や枚数の組み合わせによって、
各種防水しように対応可能です。
コンクリートの空隙・ひび割れ等からの漏水を防ぐものです。